初心者のための宇都宮餃子道


夏休みを那須で過ごした帰り道、ここまで来たなら宇都宮で餃子食べとかないと、ということで夕食は餃子に決定。途中で寄り道した日帰り温泉に置いてあったチラシを頼りに、何の前提知識もないまま宇都宮中心部の「来らっせ」という宇都宮餃子会直営の店へ一直線。「宇都宮の餃子」を過去に食べた記憶がなく、また宇都宮界隈の餃子店はおろか市街の知見がゼロといった私の置かれた状況では店選びもあったものではないので、「地元の餃子会直営」という売り文句のみを信じた結果の選択です。


「来らっせ」は、いわば餃子のフードコート。常設店 (5店) が構える「独立店舗ゾーン」(黄色い "のぼり" が目印) と、日替わりで出店がかわる「集合店舗ゾーン」(赤茶の "のぼり" が目印) の2エリアが、宇都宮中心部にある長崎屋の地下一階にあります。(なので、車で来る人はこの長崎屋の駐車場を使えます)


初心者、しかも家族連れなら、まずは「独立店舗ゾーン」へ入りましょう。入り口のところに立っているお兄さん (おじさん?) に席を案内してもらい、あとは注文するのみです。宇都宮餃子会おすすめの5店舗がずらっと横一列に並んでいるので、好きなお店へ出向いていき、注文します。初めてならば、つべこべ言わずすべての店の餃子を片っ端からいただきましょう。どの餃子もだいたい一皿250円程度なので気軽に注文できます。店舗ごとにある注文窓口でそれぞれ注文&その場で清算を済ませると、テーブル番号を聞いてくるので、自分たちが座っているテーブルの番号を伝えます。あとは、引き換え札を渡されるのでそれをテーブルへ持ち帰り、焼き上がりを待ちます。出来上がった餃子は各店員さんがテーブルまで持ってきてくれます。


味については好みの問題なので、ここではどの店が旨かったなどという報告はしませんが、我が家の場合、上記の手順で全店舗の餃子を味わったあとは、気付いたら特定の2店舗の餃子ばかりを繰り返し注文していました。


宇都宮餃子に詳しい人ならば、「いや、こっちの店に行った方がよかったのに」などといったご意見もお持ちかもしれません。そのような情報がありましたら、ぜひお寄せください。またの機会に、日帰り温泉のついでに寄ってきたいと思います。


ところで、「来らっせ」、読み方は "きらっせ" なのか "こらっせ" なのか、よくわからないのです。どっちが正しいのかな? 同じ宇都宮餃子会のホームページにある「来らっせ」に関する複数のページでは、"kirasse" または "korasse" というアドレスが使われており、判然としません。(←後日更新: 餃子会のチラシには「きらっせ」というふりがなが付いていました)