iPod nano にちょっと注意


初代 iPod nano で過熱・焼損事故が複数発生しているという経済産業省の発表が報じられています。
(http://bcnranking.jp/news/0808/080819_11527.html ほか)


いまのところ大事には至っていないようですが、畳を焦がしたり充電中に火花を飛ばしたりと、少々心配な現象が発生しています。私の nano は問題が報告されているモデルではありませんが、なにせ今回の現象はまだ原因が解明されていないとのことなので、注意したいと思います。ちょっとした火傷をするくらいならアッチッチで済みますが、不測の事態に備えて、少なくとも原因がはっきりするまでユーザーは保管方法に気を遣うべきでしょう。


最近、私が使っている携帯電話の充電池で発煙・破裂の恐れがあるとのことでキャリア (au) から新しい電池が送られてきて、古い電話を送り返すよう連絡が来ました。そのさい、届いた電池は交換したものの古いほうを返送しなかったところ、何度も au から電話がかかってきて (そのたび、いつも仕事中で電話に出られず、毎度毎度留守電でしたが...)、「これって、最後の一個が返送されるまでしつこつ続けるんだろうな」と "製造者 (販売/提供者) としての責任ある行為" を直に感じました。


パソコンの充電池から発火、というような事件が一時期頻発してメーカー側が対応に追われたことは記憶に新しいと思います。今回の iPod の場合、製造側で「やばい、これは交換しないと」という判断が今後なされたとしても、充電池をきれいに内蔵してしまっているので持ち込みでの交換修理が必要だろけど、アップルって対応できる体制あるのかな? (上記報道によれば、対象となるモデルの販売台数は約180万台にも上る)


こういうときに、バッテリー一体型って、いろんな意味で不便だねぇ。