東京・大手町サンケイビル前の広場「メトロスクエア フラット」では、今週より巨大なマイクロソフトのクリスマスツリーが飾られています。(写真参照)
巨大というほかは取り立てて特徴のないツリーですが、「鉢」部分にマイクロソフトの社名ロゴと「Your potential. Our passion」という彼らがいつも使うタグラインだけが書かれています。それ以外の企業メッセージがないわけで、これは単純な広告ではなさそうだ、とよくよく調べてみると、サンケイビル自身が主催するクリスマス・イベントへの協賛だということがわかりました。
このイベント、『Ho! Ho! Ho! METROSQUARE 2006 & OTEMACHI Cafe』は、クリスマスシーズンの企画として行われており、12月13日と14日にはデンマークの環境親善大使である「グリーンサンタ」さんがいらっしゃる予定だとか。510歳になるこの大使、すでに11月3日に来日しており現在日本全国を行脚中。(来日にあたってはスカンジナビア航空をお使いになってらっしゃいます) またこのイベントはスカンジナビア政府観光局も後援として参加しているのですが、イベントサイトから張られているリンクをたどると、非常に丁寧なつくりをした同観光局のサイトに行くことができます。個人的には北欧に少なからず興味を持っているので、近い将来旅行へ行ければ、などとぼんやりと考えております。
さてマイクロソフトですが、このツリーの意図はどこにあるのでしょうか。会社の同僚に聞けば、同社のツリーは毎年恒例とのことでした。上述のように、メッセージ的には3年前から使っているタグラインがあるだけですので、社会貢献の一環かもしれません。サンケイビルにはイベントホールもあるし、なにかと人の集まるところです。時期的に「Vista!」とひとこと言っても良さそうなところですが、「we see」の広告*1とともに特定製品の訴求ではない企業としてのメッセージを打ち出しているのはニクい*2ですねえ。
