勤労感謝の日


毎年11月23日は勤労感謝の日であります。


字面的には、勤労という営みやそれによって生み出されるもの、勤労している人々、などなどへ感謝をする日っていうふうに読めますが、勤労しているぼくらからしますと、せっかく国民の祝日として設置するのであれば他のいくつかの祝日と同様に連休となるよう月曜にしていただけないかなあ、などとわがままを思ったりします。あ、これ、土日が基本的にお休みという勤務体系の人間から出ている発想ですので、そうでない方々へはまったく配慮に欠く発言で申し訳ありません。


本エントリー執筆時点でのWikipediaによれば、勤労感謝の日は収穫祭のような国事行事が起源でそれを第二次大戦後にGHQが「改めた」のが現在の形で、そういう意味では米国におけるLabor DayよりThanksgiving Dayに考え方が近いんじゃないかと思うのですが、これまたWikipediaによれば実はこれら二つの米国祝日を合体させた「Labot Thanksgiving Day」が考案され、その和訳(直訳!)として勤労感謝の日という呼び名になったという、ほんまかいなという歴史があるようです。


なんてことを書きながら、自分は勤労感謝の日に感謝することがこれまであったかなあと振り返ってみると、うーん、間違いなくそれはなかったと断言できてしまいます。いけませんね。この日だけ感謝するんじゃまったくダメですが、勤労感謝の日だろうとそれ以外の日だろうと、勤労という営みやそれによって生み出されるもの、勤労している人々、などなどへの感謝は忘れてはいけませんね。