近所のスーパーで目に留まった『スッパイパン 甘梅一番』。乾燥梅干しのお菓子でありますが、目に留まったのはスッパイマン自身よりもむしろ、スッパイマンへの変身プロセスがパッケージで説明されていた点。
図説によれば、メガネをかけたクラーク・ケント似のサラリーマン風な男性がこの商品「甘梅一番」を食べると（写真では見づらいですが、甘梅一番とサラリーマンの間に「＋」という足し算記号が入っています）、スッパイマンに変身するようです。
こういう小技をパッケージに仕込むメーカーさんですから、スッパイマンをこれだけで終わらせるはずがありません。ホームページを覗いてみたところ、ありますね、スッパイマンの特設ページが。沖縄県内限定で放送されているそうですが、4シーズン、17話にもわたる大作CMもありました。しかもゲストに美川憲一、、、じゃなくて、美川憲一のものまねタレント魅川憲一郎を使うという、まさに微妙な "塩梅"。
惜しむらくは、この一連のCMには商品パッケージのスッパイマンが登場しないこと。せっかくの看板キャラクターですから「絵」だけで終わらせるのではなく、出生の秘密とか日々の生活、変身後の活躍や苦手な食べ物、好きな女性のタイプなどなど、徹底したキャラクター描写を期待したいところですね。
