「あとで読む」の賞味期限


ウェブ記事を「あとで読む」ためにInstapaperというサービスを使い始めて久しいのですが、リアル書籍でやってしまう失敗である "積読(つんどく)" と同じ状態になってしまうことがよくあります。「あとで読む」サービスが便利すぎて「いつでも読める」という安心感が災いし、「いつまでたっても読まない」になってしまうのですね。よりたくさんの情報を取り込もうとしているのに逆に読まなくなってしまうという罠。気をつけたいものです。


さて、このウェブ版「積読」、賞味期限はどのくらいでしょう?


ぼくの場合、Instapaperで「あとで読む」印をつける記事というのはどちらかといえばニュース系のものが多いです。これは、RSSリーダーでウェブの更新情報をヘッドラインだけダーッとななめ読みしている最中に「あとで読もう」と思ったものへ印をつけているからなのですが、そう考えるとこの「積読」の賞味期限はだいたいて1日、遅くとも2〜3日といったところでしょうか。


ウェブの積読は放っておくとどんどん膨れ上がってしまうので、賞味期限を過ぎたものは思い切って捨てちゃうという割り切りも必要でしょう。Instapaperに「日付指定による一括削除」機能があったら便利なのになあ、とふと思いました。