自転車屋さんが作った濃厚オリーブオイル。


ちょっとめずらしいオリーブオイルをいただく機会を頂戴したのでご紹介。自宅(浦和)近くにあるフレンチレストランにおじゃましたとき、エンスーオーナーシェフがテーブルのところへ来ておもむろに取り出したのがそのオリーブオイルでした。


なんとこのエキストラバージン、イタリアはトスカーナ自転車屋さんが趣味で作っているオリーブオイルなんだそうです。オイルの容器も機械油の容器を思い起こさせる鉄缶製で、自転車があしらわれたブランドマークつき。(笑)



見た目はこんな具合。右側がこちらの店で通常使われているトルコ産のもの。左が自転車屋さんのオイルで、写真だとわかりづらいかもしれませんが色が濃いです。。。まさにオリーブの実の色。


お味というか風味は、かなり濃厚でマッチョなもの。オリーブ臭さみたいなものが強く残っているように感じました。この自転車屋さんのオリーブオイルでパンをいただくと、普通のオイルだと物足りなく思えてきます。かと言って、しつこいとか飽きるという風味ではありませんでしたね。いっしょだった奥さん(=オリーブ好き)もたいそう気に入っていたようでした。(詳しくはシェフのブログをご参照のほど→『特別に分けてもらった12本』)


ちなみにこちらのお店、名前は「ラ・キュイジーヌ フランセーズ Kiyoto」といいまして、ぼくは初めておじゃましたのですが奥さんは何度も通っており、手ごろなお値段ながら手抜きのないしっかりしたお料理を楽しませていただけるよいレストランでした。おすすめです!



写真は本日の魚、白河の甘鯛。パリパリの鱗の舌触りを楽しみつつ、オリーブオイルとダシ(などとフレンチで言うと叱られるのかな?)がちょうどいいバランスでしみこんだ野菜、ポテトチップスのように軽いカリカリベーコンといっしょに楽しめる逸品です。

お店の情報:
 ラ・キュイジーヌ フランセーズ Kiyoto
  さいたま市浦和区常盤2-7-14
  048-720-8616 (月曜定休)
  ホームページはこちら → http://www.kiyoto2007.com/