リコール "キャンペーン" 再び


今の車になって二度目のリコールの知らせが封書で届きました。封書の裏には今回も「リコール キャンペーンのご案内」と書かれていましたが、どうにもこの "キャンペーン" っていう表現は違和感ありますね。辞書的には「何らかの目的を持って大衆に組織的に働きかけること」らしいので間違ってはいないのですが、キャンペーンというと、その対象者にとって何らかのメリットがあるはず、っていう錯覚を持つのが一般大衆ではないかと。リコールの場合はそれを「安全の確保」という視点で見れば消費者メリットと言えなくもないですが、それって、もとはと言えばクルマの設計や組み立て過程に欠陥があったわけで、ごめんなさーいのお知らせすることが目的なんだから、対象者が違和感感じるような "キャンペーン" だなんて言葉を添える必要はないよねぇ。単に「【重要】リコールのお知らせ」てな具合でいいんじゃないでしょうか。


さて、今回リコールの対象となったのは2002年1月から2003年3月までの約1年3ヶ月の間に輸入された車両ですが、その台数はわずか38台。都道府県あたり1台にも満たない数しか走っていないようです。広い埼玉県内に指定工場は一箇所しかないし。(笑)


(リコールの情報 => http://www.saab.co.jp/recall/20080703.shtml)