Energetic香港(続編)

saitokoichi2007-01-30



前回に引き続き香港レポート。


本日は夜の蘭桂坊(ランカイフォン)を少し散歩したのですが、密度と活気に圧倒されました。いや、圧倒と言うより興奮したと言うほうが適切です。これはかつて、生まれて初めて場外馬券売り場(WINS銀座(JRA))へ行ったときに感じた興奮に近いものがあります。

ただでさえ窮屈な町並みが土地の起伏によってさらに密度感を増し、「こんな狭いところで...」と思う場所をタクシーがブイブイ走り、さらには二階建てのバスまでが歩行者すれすれをカーブして行きます。街歩く人々やオープン・バーで語らっているのは地元民もさることながらインターナショナルな色が濃く、それでいてなぜか犯罪の匂いがあまりしない(これは気のせい?)。日本に詳しい地元の知人は「六本木に似ている」と言いますが、いやいや、まったく違います。六本木は "artificial" でかつ軽薄な印象が強いので私は嫌いですが、蘭桂坊には金のネックレスは似合いません。ただただ、人間や土地自身から発せられるエネルギーがこの場を特異な空間として形作っているように思います。


夕食はその知人のおすすめで「𨉷記酒家」(ヨンキーレストラン http://www.yungkee.com.hk/index.html)へ。ガチョウのロースト(写真の奥のほう)が看板メニューですが、それ以外の料理もなかなか美味です。