東京LINKプロジェクト@丸の内


昨日、丸の内にある東京サンケイビル地下一階のスターバックス脇に、「東京LINK」を名乗るプロジェクトによる風変わりな空間が出来上がっていました。同プロジェクトのWebサイト(http://www.iface.ne.jp/tokyolink/)によると、メンバーは首都圏大学の学生9人とのこと。


9.11にあわせた一日限りの設置だったようですが、通りかかったときの印象(立ち止まらなかったのでほんとに「印象」です)からは、ニューヨーク(グラウンド・ゼロ周辺だったかどうかは不明)と丸の内を単純に結んでお互いの場所の映像をただただ流し続けていたようです。


ネットワークが当たり前になって、こういう素朴なことができる環境を持つことができるぼくらは、とてもいい時代に生まれたのだなあ、と感慨深いです。さまざまな瞬間を、地理的に離れたもの同士で共有する。。 個人と個人ではなく、場と場で同じ時間を共有するというか。。。 とはいえ、カメラに写る人や物件の肖像権やらどうやらこうやらってのは、問題にならないのでしょうか。基本的には問題になってほしくないですが、そうも言えないケースもあるのかなあ。


この空間を見つけたときはあまりに急いでいたので簡単なチラシのみを受け取ってその場を去ってしまったのですが、少し学生の話を聞いてみればよかったなと後悔しています。(写真ぐらいとっとけよ!>自分)  プロジェクトのメンバーには申し訳ないけれど、成果物としてのプロジェクトそのものもさることながら、学生と話ができるとてもよいチャンスだったという点や、プロジェクトに至った経緯・彼らの思考に触れてみたかった、という思いをより強く持ちました。