新橋こいち祭の夜

saitokoichi2008-07-29


東京の夏祭りのひとつとして近年盛り上がっている「新橋こいち祭」。自身の名を冠したイベントとして以前より気になっていたのですが、今年初めて「参加」してきました。先週の話です。


新橋駅で改札を出るとすぐさま、祭に定番のビール、焼き鳥、たこ焼き、焼きそば、、、といった出店たちと、その先にある特設ステージが私たちを出迎えます。さらには、ご当地の名産品をアピールする店が軒を連ね、たとえば「佐世保バーガー」も人気店のひとつとして盛り上げに貢献していました。道行く人々はみな「こいち祭」の名の入ったうちわをあおぎ、関係者とおぼしき人々はロゴ入りTシャツを身に付けています。近くの公園(正確には、港区立生涯学習センター)では盆踊りライクな太鼓台のもと人々が幾重もの輪になって踊り、路上で盃をかわすひと、砂場にシートを広げて宴会モードの集団、みな蒸し暑い中楽しげに語り合っています。夜の新橋といえば酔ったサラリーマンがウロウロしているというイメージがありますが、こいち祭の間は老若男女入り乱れ国境なき酔っぱらいが満たす独特のエナジーが一帯を満たします。


もともとは「小一時間楽しいんで行こう」ということばから始まったこいち祭だそうですが、本当に楽しむためにはもはや小一時間ではまったく足りないくらいの騒ぎようであります。