香港マカオ旅行での移動について

※2025年9月末時点の情報です

 

今回、香港とマカオへの旅行を計画するにあたって現地での移動手段について結構調べていたのですが、十分な情報を集め切ることができないまま現地入りすることになりました。香港マカオの移動手段については情報があるようで無いようで、あると思いきや実際のところどうなんだろうと不安が残るような、そんな状態での渡航となってしまいました。ということで、実体験をメモしておきます。要点のみなのでそれぞれの詳細情報は適宜入手してください。

 

オクトパスカードは便利。アプリ版はさらに便利。

香港では日本でいうところの交通系ICカードである「Octopus Card(オクトパスカード)」が超便利。Suicaなどと同様に、プラスチック板版を購入してチャージして使うか、スマホ向けアプリを導入してオンラインチャージするかして使います。アプリ版の場合、ぼくらのような渡航者は通常の「Octopus」アプリではなく、「Octopus for Tourists」というアプリを使います。乗り物だけでなく買い物にも使えるのはSuicaなどといっしょで、iPhoneで「エクスプレスカード」指定しておけばスマホをタッチするだけで決済完了。現地では現金しか使えないお店も一部ありますが、たいていの場所では無敵です。ということでここではアプリ版をおすすめします。モバイルSuicaをお使いの方であればお分かりになると思いますが、残高が不足してきたときにいつでもアプリから(クレジットカード/Apple Pay経由)チャージできることがメリット。プラスチック板版もコンビニなどで手軽にチャージができますが、現金しか使えません。


ただしアプリ版には注意点が2つ。ひとつは、現時点でiPhoneにしか対応していないこと。ふたつめは、チャージがいまいち安定しておらず失敗することがあること。このチャージの不安定さは何が原因なのかいまひとつわからず、ぼくの場合クレジットカードの決済時に毎回エラーになってしまいましたが、同じ会社のクレジットカードを使う妻にはエラーが出ませんでした。また、エラーの出たクレジットカードをやめて別なクレジットカードでトライしてみると問題なくチャージできたりもしました。このあたり、チャージエラーのリスクがあるということも頭に入れておいて、できれば出発前の日本国内にいるうちにチャージの練習というか確認をしておいたほうがよいです。この不安定さゆえに、アプリの口コミ評判は最悪です(笑)が、ちゃんとチェージできていればこれほど便利なものはありません。


残金は全額払い戻しできるようなので、再チャージ不要な余裕を持った金額を国内でチャージしておく作戦もいいかもしれません。

 

なおマカオではオクトパスカードは使えません。マカオにはマカオパスという別なカードがありますが、オクトパスカードのような海外渡航者向けアプリはないので、現地でプラスチック板版を購入する必要があります。ちなみにぼくはマカオ滞在が1日のみだったことと使用機会がさほどなかろうと思っていたのでマカオパスは購入せず、バスの乗車やちょっとした買い物は現金払いで済ませました。


香港・マカオ間の移動手段

かつてはフェリーで移動が主流でしたが、2018年に開通した「港珠澳大橋」という海上を走る長ーい橋(東京湾アクアラインの2.3倍!)を使って陸路で手軽に(ただし許可を得たバスなどの手段のみ)移動できるようになりました。このルートで最もお手軽なのが、HZMB Golden Busというシャトルバス(ちなみにHZMBのBは「Bus」なので←の書き方はちょっと変かもですが、気にしません💦)。香港・マカオ間を "シャトル" の名に恥じない「24時間営業&高頻度」で運航していて予約も不要(というか予約はできない)、お値段も安いです。バスの作りは、荷物置き場があまりない車両だったり日本の観光バスのように荷室が完備されている車両などマチマチであり、大きな荷物が持ち込めないこともありそうなので、大きめのスーツケースを運びたい時はフェリーを選択したほうが無難かも。

 

HZMBバスの香港側は港珠澳大橋香港口岸旅検大楼(Hong Kong Port Passenger Clearance Building)、マカオ側は港珠澳大橋澳門口岸(Macau Port Passenger Clearance Building)がバスの発着場。その名があらわすように、香港/マカオ出入国(厳密には香港もマカオも「国」ではないので、入出境というほうが正しい)するための手続きを行う建物になっています。各ビルでは国際空港での出入国管理のような手続き(恐ろしく広くかつ手際がいいのであまり待つことはないです、たぶん)とバスのチケット購入をします。チケット購入場所は出国手続き後の場合と前の場合があるみたいです(香港側は後、マカオでは手続き前でも買えました)。窓口へ行けば現金も使えますが、オクトパスカードがあると自販機でサクッと変えるのでスムーズ。マカオではオクトパスカードは使えないと前述しましたが、マカオから香港に戻るときはマカオ側の券売機でもオクトパスカードが使えました。

 

それぞれの「口岸」までの移動手段も渡航前にスキッと調べきれませんでしたが、現地入りしてから調査検討し、それなりにすっきりしました。マカオ側は路線バスかタクシー(急いでいなければ言葉の通じないドライバーに悩まされることもないし何よりお安いのでバスがおススメ。もちろんタクシーに乗って現地の方とのコミュニケーションを楽しむのもありですが)、香港側はバス、タクシーに加えて鉄道もあるので様々な行き方がありますが、お値段面と景色を楽しめる&乗り換え不要という観点から便名に「A」のつくバスがおすすめ。ぼくは九龍島側の尖沙咀に滞在していたので「A25」というバスを使って市内から口岸まで行き来しました。市内から口岸まで30-40分程度。結構遅い時間まで運行しています。(最悪運行が終わってしまっても深夜バスもありますしタクシー/Uberが使えるのであまり恐れることはありません)

 

移動手段の検索はGoogle Mapで

これは言われるまでもないと思いますが、香港やマカオでもGoogle Mapが最強です。ネットで調べた他の方法やアプリも試してみたのですが、使い慣れたGoogle Mapが良いな、という感想です。行き先を指定すればバスや鉄道の選択肢を瞬時に複数提示してくれるので、頼りになります。

 

香港ではUberは普通に使える

Uberが使えるとは聞いていましたが、どの程度街中を走っているのかは現地に行かないとわからないな、と心配していました。が、まったく普通にバンバン走っています。普通のタクシーでは英語が通じないドライバーもいたりするので、多少割高でも無用なトラブル回避のためにもタクシー移動が必要な時はUberという選択肢もありです。あらかじめ移動時刻が決まっていれば予約もできますし。ただしマカオにはUberはありません。

 

今回いちばん心配だったのが、香港とマカオの移動でした。香港マカオ間の各移動手段の違いや利便性、また、市内から各口岸までの行き方の選択肢など、決め手と思える情報を見つけることができなかったので、現地入りしてまず現場感を頭に入れ、あらためていろいろ調べて決めました。当初の計画では、香港を拠点にしつつもマカオに一泊だけしようと考えていたのですが、大きな荷物をバスで運べるのか確信が持てず(大きな荷物があるならフェリーにすればいいのですが船酔いの恐れがあるのでこの選択肢はありませんでした)、マカオ泊は断念したという経緯があります。

 

ネットにたくさん情報は落ちているのですが、ズバっと明快に書かれているものが少なく、また、書く人によって言っていることが微妙に違っているようにも感じて、モヤモヤしたまま香港入りすることになったので、備忘の意味もありメモに残しておくことにしました。以上です。