ブログ人とFacebook


仮説と言うほど立派なものでもないし根拠がいささか希薄ですが、ツイッターからFacebookへ「活動」*1の軸足を移している人は自分のブログを持っていないケースが多いのではないか、と見ています。(良いとか悪いとかの話じゃないですよ、念のため)


ツイッターは、不特定多数へ向けて情報を「発信」するという性格を持っています。ブログもそうですよね。あるとき、特定多数との「対話」*2の方がいろいろ生産的だな、と感じた人がFacebookへ移っていくこともあるんじゃないかあ、と思うのです。もちろん、ツイッターにも対話的要素があるし、Facebookだって何百人何千人もとつながってる場合は「発信」型に近いコミュニケーションになってくるかもしれないので、ほんとにただの仮説として考えてください。


ブログを継続している人の基本スタンスって、情報は発信し続ければそのうちいいことあるだろう、的なものがどっかにあるんじゃないかと思ってるんですよね。直接的な見返りを求めないというか。逆に見返りがないとやだ、っていう人はブログをやらないか、やってたとしてもあまりコメントがつかなかったりするとそのうち書き続けるのをやめてしまうんじゃないかと思うのです。(関連エントリー:『うまく言えないんだけど、でも、ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』)


ブログ持ってない人が全員Facebook向きと言ってるわけじゃありません。言い方を変えると、ブログ持ってる人はFacebookへ行きづらいって側面がないかなあ、ということです。もっとも、コメント欄がいつも賑やかな人気ブロガーさんには当てはまらないかもしれませんが。


繰り返しますが、良し悪しを論じてるわけじゃありませんからね。

*1:Facebookに登録してるけど見るのは時々、という人は「活動」しているとは言いません、ここでは。

*2:「対話」は言葉によるものばかりとは限りません。「いいね!」のようなマーキングも含めて、様々な対話を促すのがFacebookの特長だと考えています。