アンテナを立てなくても地デジがタダで見られることに


我が家は丘(?)の中腹に建つ一軒家なのですが、丘のてっぺんに市の体育館がデンと構えてるせいでアンテナを立てても地上波アナログテレビがうまく映らない「電波の影」に入っています。市の対応は、体育館に設置した集合アンテナから「影」に入ってしまった各家庭へ電波を届けるという方法だったのですが、地上波がデジタルへ移行したらどうなるんだろうと以前より気になっていました。


2年半ほど前に市(ちなみに担当は「教育委員会生涯学習部体育課管理係*1!)へ問い合せたときは、「検討すらしていない」とのツレない回答(過去のエントリー:『4年後の地デジがどうなっているかなんてわからない』)だったのですが、まあそのうち何か行動起こすだろうとそのまま放置。我が家は昨年46型のハイビジョンテレビを購入したものの、ゴーストばっちりのアナログ大画面*2を満喫する日々でした。


と先日、さいたま市長名で『地上デジタル放送への移行に伴う受信障害対策工事について』という通知が届きました。書面によれば、アナログ放送で起きているような受信障害が地デジでも起きるかについて調査したところやはり問題があることがわかったため、「影」世帯へは引き続き市が地デジ視聴の支援をするということでした。今回は集合アンテナを立てるのではなく、ケーブルテレビから地デジ波を持ってくるという形をとり、工事費およびケーブルテレビ(J:COM)へ支払う管理費は市が負担。つまり、タダで地デジが見られることになったわけです。


正直、デジタル化のためのアンテナ費用出すのいやだなー、と思っていたのでこれはラッキーでした。なお当然ながら、BS/CSの電波は空からやってくるので電波障害関係なし。BS/CSデジタル放送をちゃんと見たければこっちは自分でアンテナ対応してなくてはいけないのであります。

*1:体育館だから教育委員会なんですね

*2:しかも少々横に間延びした画面w