つけ麺はカレーライスであり日本が世界に誇れるメニューである


ラーメンより断然つけ麺派なぼくですが、なぜつけ麺が好きなのかというと、要は麺の風味、味を大いに楽しみたいから。


すなわち、以下の点においてつけ麺はラーメンより優れているのです。

  • 麺に歯ごたえがあってしっかりしている(麺に気合が入っていないつけ麺はつけ麺に非ず)
  • 麺にスープが浸み込まないので麺とスープの両方をじっくり味わえる(最後まで麺の硬さ、歯ごたえが変わらない=伸びない、というのもポイント)
  • 味の濃さを調整できる(いつでも自分好みの濃さに調整可能)


三つ目の「濃さの調整」ですが、つけ麺て基本的にはスープが濃いめなので、食べ進めていくうちにスープ疲れしてくるわけです。食べ始めは「うまい!」と思っても、だんだん味がしつこく感じてくる。そんなときに、スープに浸す部分を少なくする(つまり、麺をスープに全部浸さない)ようにして食べると、麺の味と香りが引き立つしスープもしつこくなくいただけて、とってもいい感じになるのです。麺とスープにおける味や風味のバランスを自分で調整できるのって、とっても素敵だと思いませんか?


そんなこともあって、つけ麺ラブになってからはラーメンが塩っぱく脂っぽく感じられてしまい、あまり積極的に食べられなくなりました。


さて。つけ麺といってもいろんな種類があります。ぼくの好みは、「麺の表面に多少のざらつきがあってスープがよくからまるもの」、「スープは濃厚系(ただしあまり脂ぎってないタイプ)でさらっとしてないもの」です。あと、俗にいう「あつもり」(冷水で締めた麺をあたためなおしていただくこと)も好きではないですね。麺を楽しむのが目的ですから、ひんやりした麺の方がいいわけです。


つけ麺とラーメンて、似ているようでやはり違う食べ物ですね。たとえて言うなら、つけ麺は、カレーライスのライスが麺になったような食べ物に近いんですね、ぼくのとらえ方は。同じようにカレーを用いてラーメンを表現するなら、こちらはカレーリゾット(んなものあるのかな?)。カレーライスが大好きなぼくがつけ麺を愛するのは理にかなっているわけですね。なんつって。