日本産の魚がうまいシンガポールの『黒鮪』


シンガポールへの出張で毎日現地の食事を楽しんでいたのですが、さすがに5日目になってお腹が疲れてきた感じで、そろそろ油とか匂いの強いものは控えたいな、、、と思っていたところ、滞在しているホテルの近所に「黒鮪(Kuro Maguro)」という和食店を見つけたので入ってみました。


シンガポールには和食や居酒屋ラーメン屋うどん屋などなど、日本の食事を出す店は多くあるものの(というか、日本に限らず様々な国の料理がそこかしこにあります)、食材や調味料、調理法の関係で日本でいただくものと比べて「これは違うなー」という店が多いためなかなか入りづらいものですが、今回の店はウェブでちらっと見る限りまともそうだったので思い切って一人で入店してみたわけです。


結論から言いますと、かなりクオリティー高かったです。丼物が豊富で一品物も色々なものを取り揃えてあり、どれも日本の三崎港から週三回空輸しているという「日本産」の魚を使っているようで、味はほぼ日本でいただくものと変わりませんでした。以下の写真は「黒鮪三食めし」といって、まぐろの大トロ、中トロ、赤身が乗った丼物です。お米はほどよくすし酢が利いており満足のいくもの。


冒頭の写真は、「温玉うなとろ」という一品物で、細かく切ったうなぎ(なぜかやや固め)に刻んだ山芋、その上に温泉卵と鮪の剥き身が添えられていて、おつまみとしてはちょうどいい感じでした。


ホッとする枝豆や、


山芋蟹酢もいただきました。酢の物って味付け難しいと思うんだけど、わかめと相まってばっちりなお仕事。この店、まぐろに比べて蟹は割安のようです。


ぼくが今回お邪魔した「黒鮪」は地下鉄のタンジョンパガー(Tanjong Pagar)駅の真上にあるお店でしたが、兄弟店(おそらくそっちが「兄」)がサンテックシティに「鮪問屋三浦三崎港」という名前で営業しています。こちらには寿司もあるようで(黒鮪には寿司はありませんでした)、メニューも豊富そうです。食材は同じだと思うので、おそらくこちらの店もよいクオリティーなのではないでしょうか。


お店のホームページはこちら