Twitterのタイムラインは誰のものか


Twitterが「Lists」という新機能をリリースするらしい。要はタイムラインをグループ分けできるようになるというもので、利用者とって便利な機能だと思います。


ただちょっと気になるのは、個人が作ったタイムラインのグループが他人から参照できるようなのです。こちらのブログ (シロクマ日報『Twitter に「Lists」機能が登場することで、新しい参加者が増えるかもしれないと予想してみる。』) にも書かれていますが、初心者などで「誰をフォローしたらいいかわからない」といった思いを持っている方向けにオススメリストとしての役割を持たせようとの意図かもしれませんが、百者百様のタイムラインがあるというTwitterのおもしろさ、素材としての優位性を損ねてしまうのではないかという一抹の不安があります。このListsが広まることによって、自分で作りあげるタイムラインではなく、何か他人と似ているタイムラインが増えてしまうのではないか、あるいはタイムラインの独り歩きが始まってしまうのではないか、と思うのです。


Listsは個人の設定で非公開にできそうなので、この新機能がSUL(Suggested User List)としてではなく、あくまで個人の便利機能として受け入れられればよいのですが、デフォルトが「公開」設定らしいというところが。。。さてどうなりますでしょうか。